粉瘤を自分で潰すのは絶対Ng?白い膿の正体と最新治療法を徹底解説
粉瘤を自分で潰すのは絶対Ng?白い膿の正体と最新治療法を徹底解説に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
自力でしこりを押し出した際、多くの人が衝撃を受けるのが「饐(す)えた銀杏のような」「古いチーズや腐敗した生ゴミのような」鼻を突く強烈な異臭です。これを多くの人は「細菌が繁殖してできた膿」と誤認しがちですが、実はその大半は膿ではありません。
粉瘤の内容物の正体は、何ヶ月、場合によっては何年もの歳月をかけて袋の中に密閉・凝縮され、嫌気性環境下で酸化・腐敗した皮膚の角質と皮脂です。皮膚の常在菌がこれらを分解することで低級脂肪酸などの悪臭成分が発生し、カプセルの中に高濃度で閉じ込められているため、外に出た瞬間に凄まじい悪臭を放つのです。
そして、最も重要な事実は「どれだけ中身の老廃物をきれいに絞り出しても、粉瘤は絶対に自然治癒しない」という点です。原因は至極単純で、老廃物を作り出し続けている「袋(嚢腫壁)」が皮膚の下に残存しているからです。工場である袋が存在し続ける限り、数ヶ月から半年も経てば再び皮脂と角質が充填され、元のしこりへと戻ります。自力で中身を出す行為は、ゴミ箱からゴミを少し溢れさせ、周囲の部屋を汚しながらゴミ箱本体を放置しているようなものに他なりません。