なぜ急に違和感が?いぼ痔の真因と内痔核・外痔核の違いを徹底解剖
なぜ急に違和感が?いぼ痔の真因と内痔核・外痔核の違いを徹底解剖について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
Q1:痛みのない内痔核なら、出血していても放置して平気ですか?
A1:絶対に放置してはいけません。痛みがないからといって安全を意味するわけではありません。出血を放置すると慢性的な鉄欠乏性貧血に陥り、心臓への負担や全身の倦怠感を招きます。さらに最も警戒すべきは、痔核からの出血だと自己判断していたものが、実は「直腸がん」や「潰瘍性大腸炎」などの重篤な消化器疾患のサインであるリスクです。出血を見た段階で、一度は内視鏡検査を含めた鑑別診断を受ける必要があります。
Q2:市販の軟膏と注入軟膏、坐薬はどれを選べば良いですか?
A2:病変がある場所によって使い分けるのが鉄則です。肛門の外側にできたしこりや痛み(外痔核)には、指で直接患部に塗布できる「軟膏」が適しています。一方、内部にできた内痔核や脱肛には、ノズルを肛門内に挿入して直接薬剤を行き渡らせる「注入軟膏」または「坐薬」が必須です。特に注入軟膏は、外側にも内側にも両用できる設計になっている製品が多く、初期対応として扱いやすい選択肢と言えます。
Q3:痔の手術(痔核結紮切除術)は激痛だと聞いて躊躇しています。
A3:過去のイメージとは異なり、現代の肛門手術における疼痛管理は飛躍的に進化しています。超音波メスや半導体レーザーを用いた組織侵襲の少ない手技に加え、術後の長期間作用型局所麻酔薬の導入などにより、術後の痛みは劇的に軽減されています。また、内痔核に対しては切開を行わずに硬化剤を注射して痔核を縮小・固着させる「ALTA療法(ジオン注射)」が広く普及しており、日帰りや短期滞在での社会復帰が可能になっています。