柿の木の剪定時期で実が全滅?プロが明かす冬の失敗回避と豊作の法則
柿の木の剪定時期で実が全滅?プロが明かす冬の失敗回避と豊作の法則について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
Q1:11月に柿の実を収穫した直後、そのまま剪定しても大丈夫ですか?
A1:避けるのが賢明です。11月はまだ葉が残っていたり、木が活動から休眠へと移行する過渡期にあたります。葉が落ちる前に枝を切ると、木が幹や根に蓄えるべき炭水化物の蓄積を妨げてしまいます。完全に葉が落ちきり、木が深い眠りに入る12月中旬以降まで待ってから作業を開始してください。
Q2:夏場に枝が混み合いすぎて日光が当たりません。切ってはいけませんか?
A2:太い枝を切る強剪定は厳禁ですが、採光を妨げている明らかな「徒長枝」を根元から手やハサミで数本間引く程度の軽微な手入れであれば問題ありません。ただし、葉を減らしすぎると果実の日焼けや木自体の光合成不足を招くため、あくまで風通しと日光を少し通す程度の最小限に留めてください。
Q3:甘柿と渋柿で、剪定の時期や方法に違いはありますか?
A3:基本的な剪定時期(12月〜2月)や花芽のつき方、間引きの手順に本質的な違いはありません。ただし、甘柿の代表品種である「富有」などは比較的枝が硬く直立しやすい傾向があり、渋柿の「平核無(ひらたねなし)」などは枝がしなやかで下垂しやすいなど、品種による樹勢の差があります。品種ごとの枝の伸び方に合わせ、垂れ下がった枝を間引くなどの微調整を行ってください。
Q4:太い枝を切る道具は何を使えば良いですか?
A4:細い枝には生木用の剪定バサミ、直径2cm以上の枝には果樹専用の剪定ノコギリを使用します。金属の切れ味が落ちた道具を使うと切り口が潰れ、そこから腐朽が進む原因になります。また、病気の伝染を防ぐため、作業前には刃物を消毒用アルコールなどで拭き清め、切断後には必ず切り口へ癒合剤を塗布してください。