伊武雅刀『子供達を責めないで』放送禁止の真相!秋元康が込めた真意とは
伊武雅刀『子供達を責めないで』放送禁止の真相!秋元康が込めた真意とはの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット上や音楽ファンの間では「放送禁止歌」の代表格として語られることが多い本作ですが、公的機関や法律によって一律に禁止されたわけではありません。その実態は、メディア各局による自主規制(放送自粛コードの適用)でした。
1983年8月にシングルが発売されると、オリコンチャートで最高順位5位を記録し、累計売上は約30万枚に達する大ヒットを記録しました。しかし、ラジオの深夜放送や有線放送で爆発的な人気を博す一方で、昼間のワイドショーや歌番組でオンエアされると事態は一変します。PTA関係者や一般の親世代から「児童虐待を助長する」「子供への偏見を植え付ける」といった抗議電話がテレビ局やレコード会社に殺到したのです。
当時、日本テレビ系の人気歌番組『ザ・トップテン』やTBS系『ザ・ベストテン』などの生放送番組でもランクインしましたが、出演時には歌詞の過激さを和らげる演出が施されたり、演出上の配慮が求められる場面がありました。結果として「昼間やゴールデンタイムの電波には乗せにくい」という局側の現場判断が定着し、それが後年になって「公式に放送禁止処分を受けた」という都市伝説へと変容していったのが実態です。