ほうれん草の白い粉はカビ?危険度を見抜く正体と安全な洗い方
ほうれん草の白い粉はカビ?危険度を見抜く正体と安全な洗い方について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。
Q1:白い粉がついたほうれん草を生でスムージーに入れて飲んでも平気ですか?
A1:生食は避けてください。白い粉の主成分であるシュウ酸カルシウムや遊離シュウ酸は、加熱処理を行わないと体内にダイレクトに吸収され、えぐ味を感じるだけでなく尿路結石のリスクを高めます。生食する場合は「サラダほうれん草」として品種改良された低シュウ酸品種を選び、通常品種は必ずしっかりとした下茹でと水晒しを行ってからミキサーにかけてください。
Q2:買ってから袋のまま野菜室に入れておいたら白い粉が増えた気がします。これはカビですか?
A2:カビである可能性が急上昇します。収穫されたほうれん草は自ら新たなシュウ酸カルシウムを大量分泌することは考えにくいため、高湿度なビニール袋内で増殖した白カビ菌糸、あるいは潜伏していたうどんこ病や白さび病の胞子嚢が開いた結露カビの公算が高いです。胞子の毛羽立ちや腐臭がないか至近距離で確認し、少しでも異変があれば喫食を中止してください。
Q3:農薬用の専用洗剤や重曹水で洗ったほうが安全に落ちますか?
A3:特別な化学洗剤や重曹を無理に用いる必要はありません。天然の分泌結晶であれ微量の付着埃であれ、物理的な「冷水での浸け振り洗い」によって物理吸着は容易に解除されます。アルカリ性の強い重曹水に長く浸すと、ほうれん草が本来持つクロロフィル(葉緑素)やデリケートなビタミンC、葉酸を破壊し、風味を致命的に損ねてしまうため、新鮮な水道水の流水浸漬で十分な清浄効果が得られます。