毎月風邪をひく大人は重病のサイン?原因と受診すべき診療科を徹底解剖

毎月風邪をひく大人は重病のサイン?原因と受診すべき診療科を徹底解剖の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

体調不良が習慣化している大人の多くが、ネット上の俗説や誤った対処法に依存しています。取材班が耳鼻咽喉科医や総合内科専門医に実施した聞き取り調査では、現場の医師たちが口を揃えて警鐘を鳴らす「典型的な誤謬」が3つ存在します。

誤解の筆頭は、「総合感冒薬を早めに飲んでいれば悪化しない」という盲信です。市販の風邪薬は、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン薬、咳止めなどを組み合わせた「対症療法」に過ぎず、病原体を殺す効果は一切ありません。むしろ、発熱という生体の免疫防衛反応を強制的に遮断することで、ウイルスや細菌の体内増殖を許し、結果として病期を長引かせる要因になります。

次に危険なのが、「以前もらった抗生物質(抗菌薬)の残りを飲む」行為です。風邪の80%から90%はウイルス感染が原因であり、細菌を標的とする抗生物質は全く効きません。自己判断の服用は、腸管内の有用菌を壊滅させて腸内免疫をさらに崩壊させ、薬剤耐性菌を生み出すリスクを背負うだけです。

さらに、「体質だから生まれつき虚弱なだけ」という自己完結も危険な落とし穴です。実際には、成人喘息の軽微な発作(咳喘息)や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)による夜間低酸素状態が引き起こす免疫機能低下など、適切な医学的介入で劇的に改善する疾患が背後に眠っているケースが珍しくありません。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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