すあまとはどんな和菓子?味の特徴やういろうとの違い・関西にない理由を徹底解説
すあまとはどんな和菓子?味の特徴やういろうとの違い・関西にない理由を徹底解説について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
すあまの歴史は古く、江戸時代後期の文化・文政期(1800年代初頭)に遡ります。当時の江戸・深川の木場にあった木材問屋街周辺の菓子屋で誕生したと伝えられています。
名前の由来には諸説ありますが、もともとは「素のまま食べてもほんのり甘い」ことから「素甘(すあま)」と呼ばれていました。その後、祝い事の席に用いられるようになるにつれ、おめでたい漢字を当てて「寿阿免(すあま)」や「寿甘」と表記されるようになりました。
また、関東の伝統行事で重宝される「鶴の子餅(つるのこもち)」「鳥の子餅」は、鶴の卵に見立てて卵形に成型したすあまの別称です。鶴は長寿と夫婦円満の象徴であることから、誕生祝いや七五三、結婚式の引き出物として現在も関東の老舗和菓子店で注文製造されています。
昭和から平成にかけて関東の定番駄菓子・日常和菓子として定着していたすあまが、一躍全国の若年層に知れ渡ったきっかけが、1999年にサンエックスが展開したキャラクター「たれぱんだ」の大ブームです。「体長5cm〜3m」「好物はすあま」という公式プロフィールがテレビや雑誌で繰り返し紹介され、当時「たれぱんだが食べている謎のピンクの物体は何か?」と全国的な関心を集めました。このブームを機に関西圏でもアンテナショップなどを通じてすあまの存在が広く認知されることとなりました。