「飛」の書き順で9割が勘違い?プロが教える正しい筆順と美文字術
「飛」の書き順で9割が勘違い?プロが教える正しい筆順と美文字術の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
漢字の筆順において、日本の教育基準の基礎となっているのが、1958年に当時の文部省(現・文部科学省)が編纂した『筆順指導の手びき』だ。この指針づくりには書家であり教育者でもあった江守賢治氏ら当時の権威が深く関わり、教育現場における混乱を防ぐための統一ルールが定められた。
常用漢字表に収められている「飛」の筆順も、この手びきに厳格に準拠している。筆順の原則には「上から下へ」「左から右へ」「中から外へ」といった大原則があるものの、飛という文字は象形文字としての成り立ちから非常に特殊な構造を持つ。公教育の現場では、運筆の自然な流れを重視した独自の順序が定められており、時代を超えて現代の教育指導要領にも受け継がれている。