イヤモニとは何か?ライブで耳につける機器の正体と驚きの仕組みを完全解説
イヤモニとは何か?ライブで耳につける機器の正体と驚きの仕組みを完全解説について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
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「イヤホンで代用できるのでは?」という疑問は自然だが、その答えは明確にNOだ。また、従来のフロアモニター(ウェッジスピーカー)との違いも、現場を知るエンジニアなら一目瞭然だという。以下の比較表で整理する。
比較項目イヤモニ(IEM)一般リスニング用イヤホンフロアモニター(ウェッジ)主な用途ステージ上でのリアルタイムモニタリング音楽鑑賞・日常リスニングステージ前方からの返し音遮音性−25〜−37dB(高い)−5〜−20dB(低〜中程度)なし(オープン環境)個別ミックスアーティスト個人に対応可能不可ゾーン単位での調整が限界ハウリングリスク極めて低い低〜中高い(大音量会場では顕著)動きやすさ高い(ワイヤレスなら最高)高い位置が固定されるため低い聴力保護◎(低音量でのモニタリングが可能)△(音量管理は自己判断)×(大音量にさらされる)価格帯(目安)1万円〜50万円以上1,000円〜数万円数万円〜(設備費含む)
特に注目すべきは「個別ミックス」の有無だ。大規模ライブでは、ボーカリストは「自分の声とバンドのバランス」、ギタリストは「自分のギターとドラムのキック」というように、各々異なるモニターミックスを必要とする。フロアモニターではゾーン単位の調整が限界だが、イヤモニシステムでは一人ひとりに専用のミックスを届けられる。これがプロのステージパフォーマンスのクオリティを根本から支えている。