角海老と府中の謎を追う!巨額脱税事件の真相と創業者が辿った軌跡
角海老と府中の謎を追う!巨額脱税事件の真相と創業者が辿った軌跡を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
角海老の歴史を語るうえで、脱税事件という負の側面と同じくらい無視できないのが、スポーツ界における多大な功績です。鈴木秀男氏は無類のボクシング愛好家であり、私財を投じて立ち上げた角海老宝石ボクシングジムは、日本屈指の名門として数多くの名王者を世に送り出しました。
小林光二氏の世界王座奪取をはじめ、過酷な生い立ちから這い上がった「平成のKOキング」坂本博之氏の激闘、イーグル・デン・ジュンラパン氏の世界防衛など、ボクシングファンの胸を打つドラマがこのジムから生まれました。鈴木氏自身、選手たちには破格の報奨金を出し、衣食住の面倒を親身に見たことから、ジム関係者や所属選手からは「親父」として深く慕われていた側面があります。
脱税という重大な経済犯罪に手を染める一方で、不遇な境遇にある若者たちをボクシングを通じて更生させ、世界へと羽ばたかせる情熱を持ち合わせていたこと。この「清濁併せ呑む」極端な二面性こそが、今なお創業者にまつわるエピソードが語り継がれる最大の要因といえます。