池田・久安寺が放つ圧倒的幽玄美!水面を彩る絶景と歴史の深層
池田・久安寺が放つ圧倒的幽玄美!水面を彩る絶景と歴史の深層の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
久安寺は別名「花の寺」として親しまれ、関西花の寺二十五カ所霊場の第十二番札所にも数えられる。春の牡丹やツツジ、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の蝋梅と、一年を通じて境内は色彩に満ちている。中でも初夏の風物詩として全国的な知名度を誇るのが、あじさい浮かべ(具足池)の景観だ。
境内の中心に位置する具足池の水面に、丹精込めて育てられた色とりどりの紫陽花が敷き詰められる。青、紫、淡いピンクの花弁が水鏡に揺れるさまは、現世に現れた極楽浄土を彷彿とさせる。剪定された紫陽花に再び命を吹き込み、参拝者の目を楽しませるこの試みは、命を尊ぶ仏教の精神とも見事に調和している。