首を回すとパキッと鳴る音の正体とは?鳴らす癖の危険性と脳卒中リスク
首を回すとパキッと鳴る音の正体とは?鳴らす癖の危険性と脳卒中リスクの疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。
意図的な首鳴らしにおいて、最も警戒すべき重大な疾患が椎骨動脈解離(ついこつどうみゃくかいり)と、それに伴う脳梗塞・脳卒中の発症です。
頚椎の骨の内部には、脳の後方(小脳や脳幹)へ血液を送る「椎骨動脈」という極めて重要な血管が通っています。首を急激にひねったり強い力でポキポキ鳴らしたりすると、骨と骨の間で血管が急激に引き伸ばされ、血管の内膜が裂けてしまうことがあります。
血管の内膜が傷つくとその部分に血栓(血の塊)が形成され、剥がれた血栓が脳の細い血管を塞ぐことで若年層であっても脳卒中(脳梗塞)を引き起こす危険性があります。強い首の捻転後に「経験したことのない激しい後頭部痛」や「めまい」「ろれつが回らない」といった異変が現れた場合は、一刻を争う救急受診が求められます。