「目には目を歯には歯を」本当の意味は?復讐を禁じたハムラビ法典の真実
「目には目を歯には歯を」本当の意味は?復讐を禁じたハムラビ法典の真実について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
「目には目を」というフレーズは、バビロニア法典だけでなく、ユダヤ教・キリスト教の旧約聖書(出エジプト記21章など)にも受け継がれました。しかし、新約聖書においてイエス・キリストはこの法解釈に新たな視点を提示します。
新約聖書「マタイによる福音書」第5章38〜39節には次のように記されています。
「『目には目を、歯には歯を』と言われていたのを、あなたがたは聞いている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」
イエスは、等価復讐という枠組みすらも超えて「寛容と赦し」を説きました。また、インド独立の父マハトマ・ガンディーが遺したとされる「目には目を、という考えを続ければ、世界中が盲目になってしまう(An eye for an eye will make the whole world blind)」という名言は、目には目をの「続きのことわざ」的な警句として世界中で広く知られています。