米軍天気予報は気象庁より当たる?Jtwc台風進路予測の真相と見方

米軍天気予報は気象庁より当たる?Jtwc台風進路予測の真相と見方の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ネット上の米軍天気予報評判を拾い上げると、現場の職業や活動領域によって評価が真っ二つに分かれているのが実態です。5ちゃんねるの気象スレッドやSNS、Yahoo!知恵袋などの投稿を精査すると、とりわけ沖縄・先島諸島や九州沿岸部の住民、外洋航路の船長、サーファーの間でJTWCの支持率が際立って高いことが伺えます。

「気象庁の台風予報円は慎重すぎて円が巨大化し、どこに向かうのか読めない時がある。米軍の進路図は中心線がシンプルで、腹をくくって船を退避させる判断がつきやすい」(沖縄県内の漁業関係者)

一方で、近年の気象テックの進化により、JTWCの静止画だけを追いかける時代は終わりつつあります。世界中の気象モデルをグラフィカルに可視化するアプリ「Windy」を活用したWindyリアルタイム進路の確認が、防災リテラシーの高い層のスタンダードとなりました。Windy上でヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とアメリカ気象局(GFS)の予測を切り替えて見比べることで、米軍が何を根拠に進路を描いているのかを誰でも手に取るように把握できます。

ただし、JTWCの致命的な弱点として「降雨データの解像度の低さ」が挙げられます。「米軍のサイトで現在の雨の強さを知りたい」と米軍雨雲レーダー現在地を探す検索行動が見受けられますが、基本的に米軍の公開図は気圧配置と海上風の予測が主眼であり、日本国内の雲の隙間をミリ単位で捉える雨雲レーダー機能は一般公開されていません。山間部の地形効果によって発生する線状降水帯や局地的なゲリラ豪雨を察知するには、気象庁が提供する「高解像度降水ナウキャスト」や「キキクル(危険度分布)」に勝るツールは存在しないのが現場の共通見解です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest