告別式とは?葬儀・通夜との違いや参列マナー・当日の流れを完全解説
告別式とは?葬儀・通夜との違いや参列マナー・当日の流れを完全解説についての真相をご紹介します。
告別式当日の所要時間は、式典そのものが約40分〜1時間、前後の受付や出棺の見送りを含めると全体で約1時間30分〜2時間を見込んでおく必要があります。遅刻は厳禁のため、開式の15分〜30分前には会場に到着するのが鉄則です。
1. 受付マナーとお悔やみの挨拶文例
会場に到着したらまず受付へ向かいます。コートなどの防寒着は事前に脱ぎ、左腕にかけておきます。受付での挨拶は長々と話さず、簡潔にお悔やみを伝えるのが配慮です。
【受付でのお悔やみの挨拶文例】
「この度は誠にご愁傷さまでございます」
「心よりお悔やみ申し上げます」
挨拶の後、袱紗(ふくさ)から香典袋を取り出します。袱紗を畳んでその上に香典袋を乗せ、相手から見て名前が正面になる向きにして両手で差し出します。その後、芳名帳に住所・氏名を丁寧に記帳します。
2. 香典袋(不祝儀袋)の書き方とマナー
香典袋は表書きと中袋の記載を正確に行います。宗教・宗派によって表書きが異なる点に注意してください。
- 仏教(一般的な宗派):表書きは「御霊前」(四十九日後は「御仏前」)
- 浄土真宗:亡くなってすぐに極楽浄土へ行くとされるため、四十九日前にかかわらず「御仏前」
- 神道:「御神前」「御玉串料」
- キリスト教:「御花料」
- 宗派が不明な場合:「御霊前」を用いるのが最も無難(※浄土真宗以外で広く通用)
薄墨の筆や筆ペンを使用し、中袋の表面には「金 壱萬圓」のように大字(旧字体)で金額を、裏面には自身の郵便番号・住所・氏名を漏れなく記載します。お札は肖像画が裏側(中袋の裏面側)かつ下を向くように入れるのが作法です。
3. 焼香の正しい手順と作法
告別式における焼香は、参列者が故人への哀悼を示す中心的な儀礼です。一般的な立礼焼香の基本手順は以下の通りです。
- 順番が来たら立ち上がり、前へ進み出て遺族・親族に一礼する
- 焼香台の手前で立ち止まり、遺影に向かって深く一礼する
- 右手で抹香(粉末状のお香)を親指・人差し指・中指の3本でつまむ
- 右手を目の高さまで掲げる(※浄土真宗では押しいただかず、そのまま香炉へ落とす)
- 香炉の炭の上に静かに抹香を落とす(回数は宗派により1〜3回。混雑時は「心を込めて1回」で十分)
- 数珠を両手にかけて合掌し、深く一礼する
- 数歩下がって遺族・親族に再度一礼し、自席に戻る
4. 出棺(しゅっかん)の意味と最後の見送り
告別式の閉式後、棺の蓋を開けて参列者が生花を納める「別れ花(別れの儀)」が行われます。その後、棺が霊柩車に載せられ、喪主による挨拶が行われます。
出棺は、故人が長年過ごした現世の場所や参列者から永遠に旅立つ瞬間を意味します。霊柩車が発車する際は、合掌するか深く頭を下げて見送るのが最低限の礼儀です。火葬場へ同行するのは親族および特別に案内された人のみとなります。