揺れる大学全入時代!Fラン判定の基準と就活フィルターの現実
揺れる大学全入時代!Fラン判定の基準と就活フィルターの現実の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
日常会話で軽率に使われがちな「Fラン」という言葉。その発祥は侮蔑語ではなく、大手予備校の河合塾が1990年代末に導入した統計上の区分「BF(ボーダーフリー)」に由来する。
大学入試センター(現・大学入学共通テスト運用機関)の試験や各大学の一般入試において、不合格者が極めて少なく、合否の分かれ目となる偏差値を算出できない学部・学科を、便宜上「ボーダーフリー」と設定したのが始まりだ。これに駿台予備学校など他社も独自の難易度指標を用いているが、世間一般に広まった「Fランク」の呼称は、偏差値35未満や定員割れを起こしている大学群全般を指す包括的なラベリングとして独り歩きを始めた。
現在では、学力試験を課さない総合型選抜や年内入試の拡大により、見かけ上の偏差値すら機能しないケースが急増している。数字の上では偏差値が存在していても、実質的な競争倍率が1倍台前半であれば、そこは事実上のBFと同義である。