紫陽花を青色にするには?失敗防ぐ土壌酸度と鮮烈な青を咲かせる全技術
紫陽花を青色にするには?失敗防ぐ土壌酸度と鮮烈な青を咲かせる全技術についての最新情報をお届けします。
Q1:家庭の水道水を毎日与えていると、次第に花がピンクに傾くというのは本当ですか?
A1:極めて的を射た着眼点です。日本の水道水は配管の腐食を防ぐ基準(pH5.8〜8.6、多くはpH7.0〜7.5の中性〜弱アルカリ性)に調整されており、微量のカルシウムやマグネシウムを含んでいます。長年同じ土のまま水道水だけで潅水を続けていると、鉢内の酸性土壌が徐々に中和され、アルミニウムの吸収が鈍化して翌年ピンクに傾くケースがあります。青を維持したい場合は、定期的なピートモスのマルチングや時折のミョウバン潅水で中和を打ち消すことが有効です。
Q2:地植えで土をすべて掘り起こせない場合、一番手軽に酸性化させる方法はありますか?
A2:株元の周囲をスコップで浅く耕し、無調整ピートモスを厚さ2〜3cm敷き詰めて土と混ぜ込む「マルチング酸性化」が現実的です。雨が降るたびにピートモスのフミン酸などの有機酸が根圏へ浸透し、穏やかに土壌pHを下げてくれます。併せて花芽が動く2月〜4月にミョウバン水を株元全体に浸透させると効果的です。
Q3:ドラッグストアで売っている「焼きミョウバン」と普通のミョウバンに違いはありますか?
A3:結晶水を除去したものが「焼きミョウバン」であり、主成分は同じ硫酸アルミニウムカリウムです。どちらを用いても問題ありませんが、焼きミョウバンは冷水にやや溶けにくいため、あらかじめ少量のぬるま湯で完全に溶かしてから冷水で所定の倍率(水1Lに対して1g程度)に薄めて散布してください。