事業家集団の実態と環境の罠|マッチングアプリ勧誘の手口と脱退法

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ネット上の掲示板やSNSで頻繁に目にする「事業家集団」という呼称。その実態を調べようとすると、必ずといってよいほど行き当たるのが「環境(かんきょう)」という不可解な隠語です。事業家集団の噂の真相とは一体何なのか、なぜこれほどまでに「怪しい」「危険」と警戒されているのでしょうか。

株式会社事業家集団などの公式発表資料によると、同団体は「コミュニティとビジネスの力で20〜30代の挑戦を後押しする場所」と定義され、公式Webサイトや公式SNS(@jigyokaofficial)を通じて創業支援や独自メディアの運営をアピールしています。実際、公式リリースでは志あるプロフェッショナルとの出会いを創出する「創業支援ポータル」の公開をアナウンスするなど、一見するとクリーンな起業家インキュベーション組織に見えます。

しかし、退会者や全国の消費生活センターに寄せられる相談内容を照らし合わせると、まったく別の姿が浮かび上がります。メンバーの間で「環境」と呼ばれるこの集団は、カリスマ的な創業経営者をトップに戴き、「師匠」と呼ばれる上位リーダーが「弟子(一般会員)」を絶対服従の下で管理する巨大なピラミッド組織です。一般のビジネススクールや起業塾と決定的に異なるのは、活動の実態が「ビジネスの立ち上げ」ではなく、「組織の維持拡大に向けた新規メンバーの動員と自社製品の自家消費」に終始している点にあります。この公式見解と現場の実態における著しい二面性こそが、ネット上で猛烈な批判と疑念を巻き起こす最大の火種となっています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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