Anker Soundcoreは買いか?音質とノイキャンの評判を徹底検証

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レビューで賛否が分かれやすいAnker Soundcoreの音質の真相について、音響工学的な観点から掘り下げます。

デフォルト状態のSoundcoreのサウンドシグネチャーは、伝統的に「低域の押し出しが強く、高域のエッジがやや強調されたドンシャリ型」です。ポップス、ヒップホップ、EDM、ロックといったビート感の強い現代音楽を、屋外の騒音下で聴く際には非常に楽しく聴かせるチューニングが施されています。反面、ボーカルの微細な息づかいやストリングスの生々しい空気感といった中音域の階調表現においては、3万円超のソニー「WF-1000XM5」やSennheiser「MOMENTUM True Wireless」などに一歩譲ります。

しかし、この評価を覆すのがAnker Soundcoreのノイズキャンセリング技術です。独自技術である「ウルトラノイズキャンセリング」は、車内や飛行機内の「ゴォー」という持続的な重低音ノイズを的確に逆位相で相殺します。人の声などの突発的な中高域ノイズの消音力はトップエンド製品にわずかに及ばないものの、音楽を小音量で流してしまえば日常会話や作業音はほぼ気にならない水準に達しています。

遮音性が高いからこそ、過剰に音量を上げることなく音楽に集中でき、耳への負担を軽減できるという副次的なメリットも見逃せません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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