緩和ケア病棟の費用は高い?1ヶ月の相場と差額ベッド代の落とし穴

緩和ケア病棟の費用は高い?1ヶ月の相場と差額ベッド代の落とし穴の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

結論から申し上げますと、緩和ケア病棟(ホスピス病棟)の費用が「青天井に高額になる」というのは完全な誤解です。厚生労働省が定める施設基準を満たした認可病棟であれば、基本的な診療・投薬・処置・看護にはすべて健康保険が適用されます。

緩和ケア病棟の診療報酬は「包括評価方式(定額制)」が採用されており、検査や処置の内容にかかわらず1日あたりの入院基本料が定められています。患者の負担は保険割合(1割〜3割)に応じた金額となりますが、自己負担限度額を定める公的制度があるため、医療費そのものが何十万円も膨れ上がることはありません。

1ヶ月(30日)入院した場合の実質的な総支払額の相場は、およそ15万円〜35万円前後が目安となります。この金額の内訳は大きく以下の3つに分かれます。

第一に「保険適用の医療費(高額療養費制度適用後の自己負担額)」、第二に「食事代の自己負担分(1食あたり約490円〜510円前後、1日3食で月約4.5万円前後)」、そして第三に「保険適用外の差額ベッド代・日用品費」です。つまり、月々の支払いが20万円を超えるかどうかの境界線は、医療費ではなく差額ベッド代の設定にあります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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