B'z『兵、走る』歌詞に宿る魂!泥狂乱とつわもの制作秘話の真相

今注目を集めている B'z『兵、走る』歌詞に宿る魂!泥狂乱とつわもの制作秘話の真相について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

本作が誕生した背景には、過酷な鍛錬を重ねていたラグビー日本代表チームの存在がありました。リポビタンDのCM曲としてオファーを受けた際、松本孝弘と稲葉浩志は、実際に日本代表の過酷な合宿ドキュメントや練習映像を繰り返しチェックしたと伝えられています。当時の音楽メディアの公式レポートによると、松本は「単に疾走感があるだけでなく、重戦車のように地響きを立てて前進するリフが必要だった」と回想しています。

その言葉通り、イントロのブルージーかつ骨太なギターリフは、選手たちの筋骨隆々とした肉体と、スクラムを組む瞬間の凄まじい衝撃力を想起させます。そこへ重なる稲葉のヴォーカルは、祈るような低音から、限界を突破するハイトーンへと一気に駆け上がっていきます。作詞段階において稲葉は、ただの「外側からの応援」にとどまることを徹底して拒否しました。「自分たち音楽家もまた、30年以上にわたりステージというグラウンドで戦い続けてきた表現者である」という自負と重圧を、選手たちの姿に完全にシンクロさせたのです。

こうして完成した楽曲は、2019年5月発売の21stアルバム『NEW LOVE』の収録曲として世に送り出されました。同年秋に開催されたラグビーワールドカップ本番では、公式テーマソングではないにもかかわらず、日本代表が歴史的勝利を重ねるたびにスタジアムやパブリックビューイングで自然発生的に合唱され、事実上の「国民的応援ソング」へと昇華していきました。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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