身長を伸ばす骨延長手術の実態!費用とリスク、後悔の真相を徹底検証
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審美的な理由による骨延長手術を検討する際、最大の壁となるのが費用と治療体制です。病気や外傷ではない美容目的の身長伸長には、日本の公的医療保険は一切適用されず、全額が自己負担となる自由診療です。
国内において、美容目的の骨延長に対応する日本の病院はごく限られた民間の整形外科クリニックや自由診療特化型の医療機関に限られます。大学病院などの高度医療機関で骨延長を行うのは、脚長差が著しい場合や軟骨無形成症などの遺伝性疾患、骨腫瘍の切除後といった明確な医学的適応がある保険診療のケースのみです。国内の自由診療でプレサイス法を選択した場合、大腿骨(太もも)または下腿骨(すね)の片方だけで800万〜1,200万円程度、両方を段階的に伸ばす場合は1,500万〜2,000万円超の費用がかかります。
この費用の高さを背景に、近年目立っているのが「トルコでの骨延長手術」を筆頭とする海外メディカルツーリズムです。トルコやアルメニア、インドなどのクリニックでは、宿泊費やリハビリ費用をパッケージ化し、日本の半額から3分の1程度の価格帯(約400万〜700万円)で手術を提供しています。SNSや仲介業者の派手なプロモーションに誘われ、渡航を決意する若年層が後を絶ちません。
しかし、海外での手術には言葉の壁や衛生管理水準の差異、さらに万が一合併症が発生した際の法的補償の欠如という致命的なリスクが潜んでいます。術後に感染症や骨壊死を起こして帰国したとしても、他院の手術、とりわけ海外での特殊な自由診療による合併症を引き受けて再手術を行ってくれる国内の医療機関を見つけることは極めて困難です。安易なコスト重視の渡航が、一生涯にわたる後悔へと直結する事例が医療現場から報告されています。