狂四郎2030のトラウマ「カレー」その後の結末と真相を徹底解剖
狂四郎2030のトラウマ「カレー」その後の結末と真相を徹底解剖を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
多くの読者に強烈な衝撃を与えた「カレー回」は、ジャンプコミックス デラックス版の単行本第3巻(第27話〜)から第4巻(文庫版では第2巻〜第3巻)にかけて収録された「オアシス農場編」で描かれます。
遺伝子異常や徹底した身分階級によって管理される2030年の日本において、狂四郎が立ち寄った「オアシス農場」は、表向きは自給自足の平和なユートピアを装っていました。しかしその実態は、弱者を甘言で誘い込み、強制労働と臓器売買の家畜として使い潰す人間農場でした。なかでも読者を戦慄させたのが、脱走者や不要となった人間を解体し、農場民に振る舞う「大鍋のカレー」の具材にしていたという狂気の設定です。
徳弘正也氏特有のギャグタッチと、逃げ場のない残虐描写のコントラストが極限の心理的恐怖を生み出し、当時の読者アンケートや後の回顧録でも「少年誌・青年誌を通じて最も後味の悪いエピソードの一つ」として刻まれることになりました。