押し麦ともち麦の違いは?痩せる選び方と黄金比をプロが徹底解説
押し麦ともち麦の違いは?痩せる選び方と黄金比をプロが徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
大麦を取り入れる際、ネット上の断片的な情報を鵜呑みにすることで生じる「3つの大きな誤解」を是正しておく必要があります。
第1の誤解は、「大麦は低糖質だから、いくら食べても太らない」という思い込みです。前掲の成分表の通り、もち麦も押し麦も60%以上が糖質で構成されています。白米より糖質が約15〜20%低いとはいえ、主食であることに変わりはありません。「体に良いから」と食べる量を増やせば、総摂取カロリーがオーバーして体重増加を招きます。
第2の誤解は、「食物繊維は摂れば摂るほど腸内環境が良くなる」という過信です。普段あまり食物繊維を摂っていなかった人が急に高濃度のβ-グルカンを摂取すると、腸内細菌による急速な発酵でメタンガスなどが発生し、腹部膨満感や腹痛を引き起こすリスクがあります。また、不溶性食物繊維が多い押し麦を、水分を十分に摂らずに多量摂取すると、便が硬くなって便秘が悪化する逆転現象も生じます。
第3の誤解は、「押し麦はもち麦の劣化版である」という偏見です。価格帯の安さから押し麦を下位互換と見なす論調もありますが、加工技術の歴史や用途の幅広さでは押し麦に分があります。麦とろご飯のように、粘り気のある食材と合わせる際は、押し麦の平らでサラリとした舌触りが料理の完成度を高めます。