水虫の治りかけで皮がむける真相!回復の兆しか悪化か見極める基準
水虫の治りかけで皮がむける真相!回復の兆しか悪化か見極める基準に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
Q1:皮がむけきったら、水虫は完全に治ったと判断していいですか?
A1:いいえ、皮が綺麗にむけきってツルツルになっても完治ではありません。白癬菌は目に見えない角質の深層部に潜伏しているため、見た目の皮むけが完全に消失してから「さらに最低1ヶ月間」は毎日欠かさず薬を塗り広げる必要があります。自己判断で塗布をやめると高確率で再発します。
Q2:入浴中にふやけて浮き上がった皮は、手でむいても構いませんか?
A2:絶対に手で無理にむいてはいけません。ふやけていても奥の生きた皮膚組織とつながっており、引きちぎると微小な傷ができて黄色ブドウ球菌などが侵入し、激痛や高熱を伴う「蜂窩織炎」を引き起こす危険があります。邪魔な部分がある場合は、消毒したハサミで浮いている先端だけを切り落としてください。
Q3:かゆみは全くないのに、足の指の間や足裏の皮だけがむけるのは水虫ですか?
A3:水虫の可能性が十分にあります。特に初期の趾間型や、かゆみが出にくい角化型、あるいは「汗疱(かんぽう)」と呼ばれる汗詰まりによる皮膚炎など、水虫と見分けがつきにくい疾患が複数存在します。市販薬を漫然と使う前に、皮膚科で角質を採取して顕微鏡検査(KOH直接鏡検)を受けることが確実な鑑別法です。
Q4:水虫薬を塗り始めてから皮むけがひどくなり、赤みも出てきました。続けるべきですか?
A4:直ちに薬の使用を中止してください。薬の効き目によるターンオーバーの促進ではなく、薬の主成分や基剤に対する「接触皮膚炎(かぶれ)」を起こしている疑いがあります。赤み、強いかゆみ、ヒリヒリした痛みを伴う場合は皮膚科を受診し、使用していた薬を持参して医師に相談してください。