トロンボーン運指表完全攻略!替えポジションの真相と高音安定の極意

トロンボーン運指表完全攻略!替えポジションの真相と高音安定の極意にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

演奏者がまず頭に叩き込むべきは、スライドの基本7箇所の位置関係です。多くの教則本に掲載されているトロンボーン初心者向け運指早見表ですが、実はスライドの移動間隔は均等ではありません。音響物理の法則により、管が長くなる(低音へ向かう)ほど、半音を下げるために必要なスライドの移動距離は長くなります。第1ポジションから第2ポジションへの移動量が約8cm程度であるのに対し、第6ポジションから第7ポジションの間隔は約11〜12cmへと拡大します。

確実なスライドポジション目安と位置の決め方を習得するために、楽器の構造物と身体の骨格を目印にする手法が極めて有効です。

ポジション物理的な位置の目安主な記譜音(ヘ音記号実音)ピッチ補正の鉄則(セント単位)第1ポジションスライドストッキングを完全に納めた状態(バネの遊びを残す)ペダルB♭, チューニングB♭, F, ハイB♭完全密着させると管内温度上昇時に音程が高くなるため数ミリ引く第2ポジション第1から約8cm引き出す(アウター管の端がベルと並ぶ手前)A, E, ハイA第5倍音のC#等は純正律で14セント高いためやや遠めに取る第3ポジションアウター管のジョイント部がベルの縁(リム)と一致する位置A♭, E♭, ハイG視覚的基準に最も使いやすいが、ハイG(第6倍音)は高めをキープ第4ポジションベルの縁からスライド管が約5cm飛び出した位置G, D, ハイF#第5倍音のDを第4で吹く場合は、自然倍音の性質上高めに取る必要がある第5ポジション腕を自然に伸ばした中庸位置(第4と第6の幾何学的中間)G♭, D♭, ハイF目印が少なく音程が最もぶれやすい。倍音の音程感を耳で測定する第6ポジション右腕の肘がほぼ真っ直ぐに伸びる手前の位置F, C小柄な奏者は上体をわずかに右前へ回旋させて距離を確保する第7ポジションスライド管の先端ストッキング部ギリギリの限界位置E, B(H)脱落事故防止のため、人差し指と親指の腹でスライド支柱を挟持する
山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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