ソフトバンク赤字はわざと?孫正義の節税戦略と巨額損失の真実
ソフトバンク赤字はわざと?孫正義の節税戦略と巨額損失の真実について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
赤字の主な要因となってきたのが、同社が主導するソフトバンク・ビジョン・ファンドの存在だ。かつて共有オフィス大手のWeWorkに対する巨額投資が暗転し、数兆円規模の減損処理を余儀なくされた出来事は記憶に新しい。
国際会計基準(IFRS)の下では、未上場企業の価値であっても四半期ごとに公正価値で評価し直す必要がある。この際発生する評価損益は、実際に現金が出入りしていなくても損益計算書に直接反映される。株価や市場環境の冷え込みによって一気に巨額の評価損が膨らみ、帳簿上の赤字が膨れ上がる。これが「現金は減っていないのに赤字になる」という会計上のトラップの真相である。