脂溶性ビタミンとは?水溶性との違いと過剰摂取のリスクを徹底解剖
脂溶性ビタミンとは?水溶性との違いと過剰摂取のリスクを徹底解剖についての真相をご紹介します。
4種類存在する脂溶性ビタミンの種類は、頭文字を取った「DAKE(だけ/これだけ)」という語呂合わせで覚えると忘れません。それぞれが独立した重要な生体機能を司っています。
■ ビタミンA(目と粘膜のガードマン)
薄暗い場所での視力を保つロドプシンの生成を助けるほか、皮膚や消化管、呼吸器などの粘膜を健やかに保ち、病原体の侵入を防ぐバリア機能を担います。植物性食品に含まれるβ-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換される「プロビタミンA」として働きます。
■ ビタミンD(骨の形成と免疫力の要)
小腸からのカルシウムやリンの吸収を促進し、丈夫な骨や歯を作るために欠かせません。近年の臨床研究では、免疫細胞の受容体に直接作用して自然免疫の働きをサポートする重要な因子としても大きく注目されています。食事からの摂取に加え、日光(紫外線)を浴びることで体内合成できる唯一のビタミンです。
■ ビタミンE(若々しさを保つ抗酸化のエース)
非常に強い抗酸化作用を持ち、体内の脂質が酸化して有害な過酸化脂質に変化するのを防ぎます。「若返りのビタミン」とも呼ばれ、細胞膜の劣化を防ぐことで血管のしなやかさを保ち、血行促進や冷えの改善にも寄与します。
■ ビタミンK(止血と骨の固定役)
怪我をした際に血液を正常に凝固させる因子を作るほか、ビタミンDによって吸収されたカルシウムを骨の基質にしっかりと定着させる骨形成のスイッチ役を果たします。骨粗しょう症の予防にも深く関与する栄養素です。