90年代りぼん黄金期の軌跡!255万部伝説と今高騰する付録の価値
90年代りぼん黄金期の軌跡!255万部伝説と今高騰する付録の価値の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
90年代の『りぼん』読者にとって、本誌の発売と同じくらい胸を高鳴らせたのが通称「全サ」と呼ばれた応募者全員大サービスの存在です。本誌に付いている応募用紙に住所氏名を記入し、郵便局の窓口で数百円分の「定額小為替」や指定の「切手」を購入して封筒で送るというプロセスそのものが、当時の子どもたちにとっては大人の階段を上るような特別な体験でした。
全サで届けられたアイテムは、単なるノベルティの域を遥かに超えていました。吉住渉氏の美麗イラストが施されたトランク風バッグや、矢沢あい氏がデザインを手掛けたお財布・パスケース、水沢めぐみ氏のポコタ型ペンケース、さらには文字盤にイラストが入ったメロディクロックや電子手帳など、日常生活で自慢できる本格的な実用雑貨ばかりでした。応募から到着まで2〜3ヶ月待ち、郵便受けに茶色い小包が届いた瞬間の歓喜は、いまも多くの読者の記憶に鮮明に残っています。