なぜ金まで溶かす?王水の作り方と危険すぎる黄金比3対1の真実を徹底解説
なぜ金まで溶かす?王水の作り方と危険すぎる黄金比3対1の真実を徹底解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:なぜ王水は作り置き(長期保存)ができないのですか?
A1:王水は混合直後から自発的な酸化還元反応を起こし、塩化ニトロシルや塩素ガスを放出し続けて成分が刻一刻と分解するためです。時間が経つと金や白金を溶かす能力が著しく低下する上、容器を密閉すると内部ガス圧で爆発する危険があるため、実験現場では「用時調製(使う直前に必要な分だけ作る)」が絶対ルールとなっています。
Q2:家庭で電子基板や金歯から金を抽出するために王水を自作してもいいですか?
A2:絶対に推奨できません。原料となる濃塩酸・濃硝酸は劇物指定されており一般入手が厳しく制限されている上、調合時に発生する有毒ガスは家庭用の換気扇では排出できません。また、抽出後の廃液には有害重金属が含まれるため一般下水に流すと法令違反(水質汚濁防止法違反)で厳しく処罰されます。
Q3:王水でも溶かせない金属や物質は存在しますか?
A3:存在します。白金族金属のうち、タンタル(Ta)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、ロジウム(Rh)などは王水に対しても極めて高い耐性を示し、常温ではほとんど溶けません。また、チタンやニオブ、ジルコニウムなども強固な酸化被膜(不動態)を形成するため王水に侵されません。ガラスやテフロン(PTFE)も王水に対して安定です。