愛猫のお尻歩きを放置するな!肛門腺破裂の危機と正しいケアの全真相
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肛門嚢に蓄積する分泌物の性状は、進行度合いによって劇的に変化します。猫の肛門腺液の色と状態の真相を正しく知ることは、重症化を防ぐためのもっとも強力な防壁です。以下の表で、分泌物の特徴や病態のステージ、動物病院での治療費水準をまとめました。
段階・ステータス分泌液の色・性状主な症状・行動変化処置内容と費用相場(目安)ステージ1:正常・軽度蓄積黄土色〜褐色、サラサラした液状または適度なペースト状目立った異常なし。定期的な排便時に微量排出。日常経過観察、または定期ケア(動物病院での肛門腺絞り費用相場:500円〜1,500円程度)ステージ2:初期炎症(嚢炎)濃灰褐色〜黒色、粘度が高いドロドロ状、強い悪臭お尻歩き、肛門周囲を激しく舐める、尻尾を下げて歩く。病院での処置・抗生剤や消炎剤の投与(費用:3,000円〜7,000円程度)ステージ3:化膿・破裂重篤期赤褐色〜赤色、血液混じりの膿(白血球の死骸を含む膿汁)皮膚自壊による出血、激痛による威嚇、発熱、食欲廃絶。外科的デブリードマン、創傷洗浄、縫合、入院(費用:15,000円〜40,000円超)
特に危険なのは、液体の流動性が失われ、硬いチーズ状や練り歯磨き状に固化した状態です。排泄口が完全に塞がれると内部で細菌が増殖し、猫の肛門嚢炎の初期症状である腫れや熱感が現れます。そのまま放置すれば、内圧に耐えかねた皮膚が壊死して裂開することになります。