熱が出ない?今年のインフルエンザの特徴と2026年流行株の異変を徹底解説
熱が出ない?今年のインフルエンザの特徴と2026年流行株の異変を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
インフルエンザを単なる「重い風邪」と軽視してはなりません。特に65歳以上の高齢者、基礎疾患(糖尿病・慢性心疾患・呼吸器疾患など)を持つ方、乳幼児、妊婦はインフルエンザ重症化リスクが非常に高く、細菌性肺炎やインフルエンザ脳症の併発に厳重な警戒が必要です。
受診と休養に関する判断基準として、以下の行動指針を徹底してください。
【即座に医療機関を受診すべき危険なサイン】
・呼吸が荒く、息苦しさや胸の痛みがある
・意識が朦朧としている、呼びかけに対する反応が鈍い
・水分が全く摂れず、半日以上排尿がない
・解熱傾向にあった体温が再び急上昇し、激しい咳が出る
【家庭・職場における絶対ルール】
学校保健安全法で定められた停止期間である「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」は、成人であっても自宅待機の標準プロトコルとして遵守すべきです。熱が下がった直後であっても、体内からは依然として感染力のあるウイルスが排出されています。
また、市販の解熱鎮痛剤を自己判断で服用する際、アスピリン(サリチル酸系)やロキソプロフェン、ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)などは、小児のインフルエンザ脳症・ライ症候群のリスクを高める懸念があるため避けるべきです。解熱剤を使用する場合は、アセトアミノフェン製剤を第一選択とし、医師・薬剤師の指示を仰いでください。