ジッポのオイルの入れ方完全解説!漏れや火傷を防ぐプロの適量見極め術
ジッポのオイルの入れ方完全解説!漏れや火傷を防ぐプロの適量見極め術の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
インターネット上で流布している情報の中には、ライターの寿命を縮めかねない危険な誤解が紛れ込んでいます。その筆頭が「ベンジンや消毒用エタノール、灯油での代用」という都市伝説です。
過去の震災時や品薄時にネット上で散見された「代用燃料」の実験談ですが、これは極めて危険な行為です。薬局で手に入るカイロ用ベンジンは揮発性が高すぎて給油時に引火しやすく、逆に灯油は引火点が高すぎるためジッポのフリント程度の火花では安定して着火しません。加えて灯油は強烈な黒煙とタールを発生させ、インサイドユニット内部のレーヨン綿とウィックを一瞬で目詰まりさせて再起不能にします。専用のライターオイル以外を注入することは絶対に避けてください。
さらに、レーヨン綿の詰め方に関する誤認も広く定着しています。芯(ウィック)を通す際、インサイドユニットの上部から底まで真っ直ぐ突き刺したまま綿を周囲に押し込んでしまうケースです。本来の毛細管現象を最大限に活かすためには、綿を4〜5個のブロックに分け、芯を「S字型」に波打たせながら綿と綿の間に挟み込んでいくレイアウトが構造上の正解です。この配置を怠ると、下部に溜まったオイルが上部の芯へスムーズに吸い上がらず、「オイルは入っているのに火がつかない」という不可解な失火現象を引き起こします。