カマキリの赤ちゃんを育てるコツ!共食い防止と餌の完全マニュアル
カマキリの赤ちゃんを育てるコツ!共食い防止と餌の完全マニュアルにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
孵化して最初の1〜2日は、体内に残された卵黄の栄養があるため餌を食べなくても生存可能ですが、2〜3日目からは本格的な捕食行動が始まります。ここで多くの飼育者が直面するのが、カマキリの赤ちゃんの餌問題です。カマキリは生きている動くものにしか視覚的な反応を示さない完全な肉食性昆虫です。
初齢幼虫(生まれたて)に最適な天然の餌は、植物の新芽に群生するアブラムシです。農薬の撒かれていない庭木や雑草から、アブラムシの付いた葉や茎ごと採取して飼育容器内に入れておくのが最も確実な給餌方法です。また、ペットショップや通販で入手できる「ウイングレス(飛べない)トリニドショウジョウバエ」や、トビムシの仲間も極めて優れた初期飼料となります。
野外での生餌確保が難しい場合、カマキリ幼虫の人工餌代用として、市販の昆虫ゼリーではなく「肉類」や「練り餌(レオパゲル等)」を用いる手法があります。ただし、そのまま容器内に置いても見向きもしません。細く切った鶏ささみや人工飼料をピンセットの先でつまみ、赤ちゃんの口元や触角の前に持っていって小刻みに揺らすことで、反射的な捕食スイッチを刺激する必要があります。一度口に触れて味が分かれば夢中で抱え込んで食べ始めますが、手作業になるため多頭飼育での常用には根気が必要です。