レジン大型作品で失敗が続出?硬化熱・気泡を防ぐプロの技と選び方

レジン大型作品で失敗が続出?硬化熱・気泡を防ぐプロの技と選び方に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

普段アクセサリー作りで親しまれているUV-LEDレジンや小容量用のエポキシ樹脂をそのまま拡大して使うと、高確率で大事故につながります。最大の原因は、2液性レジンが主剤と硬化剤の化学反応によって固まる際に生じる「硬化熱(反応熱)」の暴走です。

レジンの硬化反応は熱によって促進されます。液量が多ければ多いほど熱が外へ逃げにくくなり、中心部に熱が蓄積。これがさらなる反応を呼び、樹脂内部の温度が100℃〜150℃以上に急上昇する「熱暴走(サーマルランナウェイ)」を引き起こします。その結果、レジンが沸騰して激しい気泡が発生し、白濁やひび割れ、最悪の場合は煙を上げてモールドごと溶け落ちるトラブルに至るのです。

また、急速な発熱は樹脂の激しい収縮を引き起こし、木材や封入物との間に隙間を作ったり、作品全体を大きく反らせてしまいます。大型作品を美しいクリアな状態に仕上げるには、この発熱スピードを極限までコントロールする技術が求められます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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