キングスマン誕生秘話の賛否と結末|伏線と歴史の真実を徹底解剖
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本編終了直後のミッドクレジットシーン(エンドロール中盤)に差し挟まれた短い映像は、観客の間で大きな議論を呼びました。このキングスマン ファーストエージェント エンドロール 意味を正しく読み解くことで、製作陣が描こうとしていた壮大なサーガの全容が浮かび上がってきます。
モートン亡き後、影の結社の実権を握ったオカルティストのエリック・ヤン・ハヌッセン(ダニエル・ブリュール)は、ロシア革命を成功させたウラジーミル・レーニン(アウグスト・ディール)の元を訪れ、「左右のバランスを保つための新たな同志」を紹介します。扉を開けて現れたその若者は、口髭をたくわえ、自らを「アドルフ・ヒトラー(ダフィット・クロス)」と名乗るのでした。
この衝撃的なクリフハンガーは、第一次世界大戦の終結が平和をもたらしたのではなく、より巨大で凄惨な第二次世界大戦への火種となったことを示唆しています。マシュー・ヴォーン監督はメディアのインタビュー等で、本作に続く前日譚の続編構想として『Kingsman: The Traitor King(原題)』のアイデアを語っており、キングスマン設立初期のメンバーたちが、台頭するナチズムやファシズムの闇に立ち向かうストーリーを企図していたことが窺えます。世界大戦の連鎖をスパイ組織の誕生史に結びつけた、極めて挑発的な幕切れでした。