おしりの骨が出てる原因は痩せだけじゃない?痛みと改善策を徹底解説
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「おしりの骨が出てる」と一口に言っても、指し示す骨は人によって異なる。大きく分ければ仙骨(背骨の下端で骨盤の中央にある逆三角形の骨)、尾骨(仙骨のさらに下にある小さな骨)、そして坐骨(座った時に当たる骨盤下部の骨)の3つだ。このうちどれが突出しているかによって、原因も対策も変わってくる。
まず押さえておきたいのは、骨盤後傾の存在だ。骨盤が後ろに傾くと仙骨が後方へ突き出し、同時に尾骨も外側へ押し出される。デスクワークやスマホ操作で猫背が常態化している現代人にとって、この後傾はもはや「姿勢の標準装備」と言ってもいい。整形外科の臨床現場では、20〜40代女性の約6割に軽度以上の骨盤後傾が見られるとの報告もある。
次に無視できないのが痩せによる皮下脂肪の減少だ。特にBMI18.5未満の痩せ型体型では、仙骨や尾骨を覆う脂肪層が薄くなり、骨の輪郭が皮膚から直接浮き出る。ただし、痩せているから必ず骨が出るわけではない。筋肉量が十分にあり、骨盤が正しい位置にあれば、痩せていても骨は目立たない。つまり「痩せ」は単独の原因ではなく、骨盤の位置異常と筋力低下が掛け合わさった時に初めて骨が突出するというのが正確な理解だ。
さらに見逃せないのが尾骨の過剰可動や仙骨の形態異常といった先天的・後天的な骨格要因である。転倒や出産、長時間の硬い椅子への着座が引き金となり、尾骨が前方または後方へ異常に傾くことがある。この場合、単なる見た目の問題ではなく、おしりの骨 出てる 痛いという症状が慢性的に続く。