燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法
話題沸騰中の 燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法について、多角的な視点をご紹介しています。
吸排気系をカスタムした際や、季節の寒暖差によって燃調が狂った場合、燃料供給方式に応じたアプローチが求められます。
キャブレター車:ジェット類の物理的セッティング
バイクやクラシックカーに採用されているキャブレターの燃調セッティングは、メカニカルな部品交換と精密な調整によって行います。濃い症状が出ている場合、以下のステップで絞り込み(番手を下げる作業)を行います。
- スロージェット(パイロットジェット):アイドリングから低回転域の濃さを改善するため、番数を下げる。
- パイロットスクリュー / エアスクリュー:アイドリング時の混合気濃度を調整。エアスクリュー車は開くことで空気を増やし、パイロットスクリュー車は締め込むことで燃料を減らす。
- ジェットニードル:中開度域の濃さを解消するため、クリップ位置を上段へ変更し、ニードルの沈み込み量を増やす。
- メインジェット:高回転・全開域でボコついて吹け上がらない場合、メインジェットの番手を5〜10番手ほど落として最適なプラグの焼け色(キツネ色)を探る。
インジェクション車:燃調コントローラーとECUリマッピング
現代の電子制御車では、燃調コントローラーの調整方法やECUチューニングが主流です。社外のサブコンピューター(サブコン)やフルコンを介し、回転数およびスロットル開度ごとの燃料補正マップを編集します。ワイドバンドA/F計を装着してリアルタイムの空燃比をモニタリングしながら、負荷域ごとの噴射時間をマイナス補正し、狙ったターゲット空燃比(巡航時14.7、高負荷時12.5など)へ正確に追従させます。