初心者でも失敗しない!太刀魚の捌き方と大名おろし完全攻略
初心者でも失敗しない!太刀魚の捌き方と大名おろし完全攻略の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
下処理が完了したら、太刀魚のポテンシャルを最大限に引き出す料理に仕上げます。鮮度の良い太刀魚が手に入った際に試したいのが「炙り刺身」です。
太刀魚の炙り刺身の作り方は、大名おろしで骨を完全に取り除いたサクの皮側に、約2〜3ミリ間隔で斜めに細かく隠し包丁を入れます。皮目を上にしてバットや耐熱皿に並べ、バーナーで皮がチリチリと縮み、うっすら焦げ目がつくまで強火で炙ります。炙った直後に氷水に落とすと旨味が逃げてしまうため、そのまま冷蔵庫で数分間冷やす「焼き霜(空冷)」の手法を取ると、皮下の脂の甘みが凝縮されます。
また、おろした後に残る中骨を捨てるのは非常にもったいない選択です。太刀魚の骨せんべいレシピは極めて簡単です。背骨を5〜6センチ幅に切り、塩を軽く振ってペーパーで15分ほど水分を抜きます。160度の低温油でじっくり泡が出なくなるまで揚げ、最後に180度で1分間カラッと二度揚げすれば、香ばしくサクサクとした絶品のおつまみが完成します。
【プロの結論】サイズと用途で見極める下処理の判断基準
太刀魚を扱う際、どの調理法を選択すべきかは魚のサイズ(指の幅で表す「指〇本分」)によって明確に分かれます。
・指2〜3本幅(小型〜中型):身が薄いため刺身には不向き。内臓と背びれを落とした後、筒切りにして「塩焼き」「唐揚げ」「煮付け」にするのが最適解。
・指4本幅以上(ドラゴン級・大型):身に十分な厚みと脂が乗っているため、迷わず大名おろしを行い「炙り刺身」「ムニエル」「骨せんべい」に仕立てるのが最も満足度を高める選択。