突然ごっそり抜ける髪の正体とは?休止期脱毛症の原因と治る期間
突然ごっそり抜ける髪の正体とは?休止期脱毛症の原因と治る期間について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
突然髪が抜け始めた際、最も多くの人が怯えるのが「AGA(男性型脱毛症)」や女性特有の薄毛との混同です。ネット上の不正確な情報を鵜呑みにして誤ったケアに走る前に、両者の病態の違いを正確に把握しなければなりません。
決定的な違いは「毛髪の太さ」と「抜ける範囲」に現れます。AGAは男性ホルモンの影響で毛周期の成長期が短縮され、何年もかけて髪が徐々に細く短くなり(軟毛化・ミニチュア化)、最終的に生え際や頭頂部が局所的に薄くなります。一方、休止期脱毛症は頭皮全体から均一に毛が抜け落ちる「びまん性脱毛症」の一種であり、抜ける髪の毛1本1本を観察すると、直前までしっかり太く成長していた毛髪がそのまま脱落していることが分かります。
抜け毛の毛根をティッシュの上に置き、ルーペなどで観察してみてください。先端に丸く白い棍棒状の膨らみ(棍棒毛)があり、毛自体の太さがしっかりしていれば、それは成長期を全うして自然に脱落準備に入った休止期毛です。毛包が破壊されているわけではないため、過度に恐れる必要はありません。