中国のOda返済は本当にされている?踏み倒し疑惑の真相と完済時期を検証
中国のOda返済は本当にされている?踏み倒し疑惑の真相と完済時期を検証とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
インターネット上で根強く囁かれる「対中ODAの踏み倒し説」ですが、結論から言えば完全な事実無根(デマ)です。日本政府(外務省)および実施機関であるJICAの公式記録によると、中国側からの円借款の元利金返済はこれまで一度も滞納されることなく、契約通りのスケジュールで着実に実行されています。
国際金融の枠組みにおいて、国家間の借款債務不履行(デフォルト)を起こせば、国際的な信用格付けが暴落し、グローバル市場での資金調達に致命的な打撃を受けます。世界第2位の経済規模を持つ中国にとって、日本の円借款を意図的に踏み倒すリスクとデメリットはあまりにも大きく、合理的な観点からも踏み倒しを行う理由は存在しません。
また「日本政府が密かに返済免除を決めた」という噂についても、法的な根拠や公的合意は一切なく、外務省の発表資料でも明確に否定されています。毎年の国家予算や決算において、中国からの返済金は「回収金」として日本側の国庫へしっかりと還流し続けています。