勉強ができない子は努力不足じゃない?最新教育で判明した劇的改善の真相とは
勉強ができない子は努力不足じゃない?最新教育で判明した劇的改善の真相とはについて専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
机に向かってもペン回しばかりしていたり、10分と経たずに立ち上がってしまったりする場合、単なる甘えと決めつけるのは早計です。集中力が続かない原因と対策を考える上で、脳のワーキングメモリ(作業記憶)の容量や情報処理の特性に目を向ける必要があります。
近年、教育相談の現場で認識が深まっているのが学習障害グレーゾーン特徴を持つ子どもたちへの配慮です。診断名がつくレベルではなくとも、以下のような特性を持つ子どもは少なくありません。
・文字を読むと行を飛ばしてしまい、内容が頭に入らない(読字の困難)
・黒板の文字をノートに写す作業に極端な時間がかかる(書字の困難)
・繰り上がりや繰り下がりの計算手順が直感的に理解できない(算数・推論の困難)
・机の上が散らかっていると視覚情報が過多になり思考が停止する(注意集中の困難)
これらの特性を持つ子は、本人の脳内では常にフル回転でエネルギーを消耗しています。ノートをタブレットでの板書撮影に切り替えたり、タイマーを使って「15分集中・5分休憩」のポモドーロ・テクニックを導入したりするなど、特性に応じたサポートツールを活用することが問題解決への近道です。