ダンゴムシは何を食べる?好物の秘密とコンクリートを齧る理由を徹底解明
ダンゴムシは何を食べる?好物の秘密とコンクリートを齧る理由を徹底解明の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
ダンゴムシの繁殖に成功し、メスの腹部にある育児嚢(保育嚢)から数百匹の白い幼虫が這い出してきた際、成体と同じ管理を続けていると幼虫の大量死(歩留まりの悪化)を招きます。
生まれたばかりの幼虫を育てるエサとして最も重要なのは、親の糞と極限まで柔らかくなった腐葉土です。幼虫の微小な顎では硬い落ち葉や人工飼料を噛み砕くことができません。幼虫は親の糞に含まれる消化済みの栄養素や共生菌を摂取することで自らの腸内フローラを形成します。したがって、繁殖期にケース内を過剰に清掃することは禁物です。
もう一つの死活問題が飼育ケースの湿度管理です。ダンゴムシは腹部にある「白体」と呼ばれる器官(偽気管)で空気呼吸を行いますが、この器官は常に一定の湿り気がないと酸素を取り込めず窒息死します。しかし、ケース全体をビショビショに湿らせると通気不全による窒息や有害カビの爆発的発生を招きます。ケース内の半分は湿らせた水苔を敷き、もう半分は乾いた落ち葉ゾーンにする「湿度勾配」を作ることが長期飼育の決定打となります。