愛知県高校入試グループ分けの真相|2023年激変と失敗しない併願策
愛知県高校入試グループ分けの真相|2023年激変と失敗しない併願策の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
2023年の改革によって、愛知県公立入試の評価メカニズムはどのように変貌を遂げたのか。新旧制度の決定的な差異を客観的データに基づいて一覧で比較します。
ここで改めて整理しておきたいのが、愛知県独自の内申点計算方法と新設された合格判定基準の相関関係です。
内申点は、中学3年生2学期(または学期制に応じた評価時期)の9教科5段階評定を合計した「45点満点」を用います。一方、学力検査は5教科各22点の「110点満点」です。改革前の上位進学校では、内申点(45点)と当日点を1.5倍した点数(110×1.5=165点)の合計210点満点で競う「Ⅲ型」が一般的でした。しかし2023年度からは、当日点を2倍(110×2.0=220点)にして内申点(45点)と合算する合計265点満点の「Ⅴ型」配点が旭丘、明和、一宮、岡崎、刈谷などの最難関校に一斉採用されました。
この配点比率の見直しにより、総得点に占める学力検査の割合は約83%に達します。かつて愛知の公立入試を象徴していた「内申点さえ高ければ安心」という安全神話は完全に崩壊しました。