バレーの突き指テーピング決定版!悪化を防ぐ固定法と骨折見分け方

バレーの突き指テーピング決定版!悪化を防ぐ固定法と骨折見分け方の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

骨折や完全断裂の疑いが排除された段階で、競技復帰や練習参加を支えるのが適切なテーピングです。指の構造と受傷パターンに応じて、使用するテープの幅と巻き方を論理的に使い分ける必要があります。

準備する資材として、指の関節固定には非伸縮ホワイトテープおすすめの規格である13mm幅または19mm幅が最適です。伸縮性テープは指の細かい関節の過屈曲・過伸展を止めるには保持力が不足するため、固定目的には伸び縮みしない綿布のホワイトテープを選択するのが基本です。

負傷部位推奨テープ規格・固定法固定の主目的・可動制限現場での注意点・コツ親指(母指)非伸縮19mm〜25mm
クロスサポート+手首アンカー親指の開きすぎ(外転)と反り返り(過伸展)を阻止手首までテープを渡すことで固定強度が劇的に向上。オーバーパスの感触を損なわない角度で固定。人差し指・中指非伸縮13mmまたは19mm
PIP関節X字クロス固定第二関節の横ブレ(側副靭帯)と曲がりすぎを防止関節の曲がるシワ部分を避けてクロスさせる。指先を軽く曲げたリラックスポジションで巻く。薬指・小指非伸縮19mmまたは25mm
バディテーピング(2本連結)健常な隣の指を添え木にして側方動揺を完全遮断指の間に小さなガーゼを挟んで摩擦と汗蒸れを防止。関節部分を避けて骨幹部2箇所を結束する。指先(第一関節)非伸縮13mm
DIP関節サーキュラー固定爪の直下関節の屈曲制限と打撃衝撃の分散爪を完全に覆うと鬱血の確認ができないため、爪の先端を1〜2mm露出させて血流色を観察する。

第二関節PIP関節テーピングの実践手順

バレーボールのブロックで最も痛めやすいのが、指の中央にある第二関節(PIP関節)の側副靭帯です。この部位の第二関節PIP関節テーピングは以下の手順で行います。

1. 指を脱力させ、軽く曲げた自然な構えの角度を作ります。
2. 第二関節を挟むように、指の根元側と指先側にそれぞれ1本ずつアンカーテープを軽く1周巻きます。
3. 13mm幅のテープを約8〜10cmにカットし、関節の外側(痛む靭帯の上)で交差するように、斜め上から斜め下へ「X字」を描いて2本貼ります。
4. 最後にもう一度、上下のアンカーテープの上から留めテープを巻き、テープの端が剥がれないようしっかり密着させます。

親指突き指テーピングの構造と角度

セッターのトスやアタッカーのブロックで外側に弾かれた親指突き指テーピングでは、親指単体で巻いても外力に負けてしまいます。手首を支点にするのが要点です。
手首にアンカーを1周巻いた後、親指の付け根(MP関節)を覆うように八の字(フィギュアエイト)を描きながら手首へとテープを戻します。ボールを受ける際に親指が外側に開いて激痛が走るのを、このクロスラインが突っ張り棒のように防ぎます。

小指突き指テーピングとバディテーピング2本固定

手の外縁にある小指はボールの外力を受けて外側に引き裂かれやすく、骨自体も細いため単体での固定が困難です。そこで最も有効なのが「バディテーピング2本固定」です。
小指を薬指と密着させ、第二関節の上下2箇所(第一関節と第二関節の間、および第二関節と付け根の間)を19mmテープで2本まとめて巻きます。健常な薬指が自然な添え木(スプリント)の役割を果たし、小指にかかる横方向の衝撃を薬指が肩代わりするため、痛みが劇的に和らぎます。指と指が擦れて痛む場合は、指の間に薄いカット綿を挟んでから巻くと快適性が持続します。

第一関節固定テーピングと一人で巻く技術

指先の第一関節固定テーピングは、関節をまっすぐに保った状態で13mmテープを関節の直上から軽く重ねながら2〜3周巻くサーキュラー(環状)巻きが基本です。
体育館で練習中、トレーナーやチームメイトの手を借りずに突き指テーピング一人で巻く方法を身につけておくと重宝します。片手でテープを巻く際は、テープを必要な長さに先にあらかじめ数本切り出し、ベンチの端や太ももの上に貼り付けて並べておきます。指を机に軽く押し当てて固定軸を作り、貼り付けたテープを反対側の手で順番に巻き上げていくと、シワやたるみを作らず狙ったテンションで強固に仕上げることができます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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