ツナ缶ゴキブリ混入の真相と裁判判決|なぜ自主回収は見送られたのか
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問題の発端となったのは、沖縄県内のスーパーで販売された「シーチキンLフレーク」(70g×3缶パック)です。購入した消費者が2014年10月に缶を開けたところ、油の中に黒い異物が浮いているのを発見しました。取り出して確認したところ、体長約15ミリメートルほどの成虫のゴキブリであることが判明したのです。
専門機関による検査の結果、混入していた虫はマグロの肉と一緒に高温高圧で加熱殺菌処理(レトルト処理)されていたことが確認されました。つまり、開封後に外部から侵入したのではなく、製造工程の段階で混入していた動かぬ証拠となったのです。
事件発生直後は水面下で消費者対応が進められていましたが、2016年10月になって大手メディアが一斉に報道。ネット上では混入したゴキブリの鮮明な写真画像が瞬く間に拡散され、国民的ブランドへの信頼を揺るがす大騒動へと発展しました。