ジャンヌ・ダルク名画の嘘と真実|後世の美化と生前の素顔を徹底追跡

ジャンヌ・ダルク名画の嘘と真実|後世の美化と生前の素顔を徹底追跡の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

絵画の中でジャンヌが常に手にしている旗にも、多くの謎と歴史的真実が隠されています。ジャンヌ・ダルクの旗と紋章の謎を紐解くと、彼女自身が裁判で「剣よりも自らの軍旗を40倍愛していた」と証言した理由が分かります。

彼女の軍旗は白地のキャンバスで、世界を祝福する救世主イエス・キリストの姿と、フランス王家の象徴である「百合(フルール・ド・リス)」、そして二人の天使が描かれ、「Jhesus Maria(イエス・マリア)」の名が刻まれていました。ジャンヌ自身は人を殺めることを極度に嫌い、戦場では剣ではなくこの旗を振って先陣を切り、兵士たちの士気を極限まで高めたと伝えられています。

各時代を彩るオルレアンの乙女絵画一覧を整理すると、それぞれの画家が意図した表現の違いが一目で理解できます。

作品名画家制作年・所蔵描かれたジャンヌの特徴シャルル7世の戴冠式におけるジャンヌ・ダルクドミニク・アングル1854年(ルーヴル美術館)王権と神を繋ぐ、荘厳で完璧な新古典主義的ヒロインジャンヌ・ダルクバスティアン=ルパージュ1879年(メトロポリタン美術館)天啓に戸惑う素朴な農村の少女としての写実的描写オルレアンに入城するジャンヌ・ダルクジャン=ジャック・シェネヴァール19世紀(オルセー美術館)白馬に乗り民衆の熱狂に応える、軍事指揮官としての姿火刑台のジャンヌ・ダルクヘルマン・シュティルケ1843年(ベルリン旧国立美術館)炎の中で十字架を見つめ、静かに運命を受け入れる殉教者
山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest