なぜ不自然に浮く?パーカーのフード描き方と立体感の極意
なぜ不自然に浮く?パーカーのフード描き方と立体感の極意に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。
フードのシワの描き方でありがちな失敗は、細い線を無作為に何本も描き込んでしまい、薄っぺらいビニールや紙のように見えてしまうケースです。スウェット生地やパーカーの多くは肉厚のヘビーウェイトコットンが使用されており、シワは細かく尖った形状ではなく、丸みを帯びた大きな山と谷(ドレープ)を形成します。
シワを描く際は、以下の2種類を意識的に分類します。
・引っ張りシワ(テンション):支点(頭頂部や肩)から引っ張られて生じる直線的なシワ。
・たるみシワ(ドレープ・スラック):布が余って自重で重なり合う部分(首の後ろや鎖骨付近)にできる管状のシワ。
さらに見落とされがちなのが、パーカーの紐(ドローコード)の描き方です。紐は首元のハトメ(金属の穴)から出て重力に従ってまっすぐ下へ垂れますが、胸の起伏や前屈みなどの姿勢によって身体に沿ってカーブします。紐の先端(アグレット)に重みを感じさせるわずかな揺れや、結び目の立体感を丁寧に描き込むだけで、キャラクターフードメイキング全体の完成度が飛躍的に向上します。