ヤクザ全盛期はいつ?構成員18万人から激減した真相と2026年の実態

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法改正と社会的な排除運動が実を結び、警察庁が発表する「指定暴力団の勢力推移」は右肩下がりを続けています。2026年時点で全国の構成員および準構成員数は約2万400人(全盛期の約9分の1)まで縮小し、2026年現在では実質2万人を大きく割り込む水準に達しています。

勢力の激減以上に深刻なのが「構成員の超高齢化」です。公式統計によると、現在の暴力団構成員の半数以上が50代以上であり、60代や70代の組員も珍しくありません。若年層のなり手が皆無となった結果、かつてなら若衆が担っていた事務所の掃除や当番、幹部の送迎といった雑務を、70代の高齢組員が担当しているのが各組織の日常風景となっています。

さらに現場を苛むのが「深刻な経済的困窮」です。大手組織の直参組長など一握りの幹部を除き、末端組員の多くは月々の組費(会費)の捻出にすら困窮しています。スーパーでの食料品万引きや、果物・海産物の密漁で現役の組員が逮捕される事件が全国で相次ぎ、かつての「極道」「裏社会のドン」というイメージは完全に崩壊しました。病気になっても健康保険証の交付を受けられず、病院の受診すらままならない困窮組員の処遇は、治安問題から社会福祉・人権問題の領域へとシフトしつつあります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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