給与から引かれる所得税の月々計算の仕組みと手取りを守る必須知識
給与から引かれる所得税の月々計算の仕組みと手取りを守る必須知識を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
Q1:残業が多かった月は、なぜ所得税が跳ね上がるのですか?
A1:残業代によって「総支給額から社会保険料を引いた金額」が増加し、源泉徴収税額表の該当する行が上位の区分にスライドするためです。税額表は給与額が上がるにつれて税額の上がり幅が大きくなる累進構造になっているため、残業代の伸び以上に税額が増えたように感じられます。ただし、払い過ぎた分は年末調整で年間の総収入に基づき適正に精算されます。
Q2:副業先での給与から引かれる所得税が高すぎるのはなぜですか?
A2:副業先では「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出できないため、源泉徴収税額表の「乙欄」が適用されているからです。乙欄は本業よりもかなり高い税率で源泉徴収されます。副業分の払い過ぎた所得税を取り戻すには、翌年2月16日〜3月15日の期間に本業と副業の源泉徴収票を合算して確定申告を行う必要があります。
Q3:結婚や出産で扶養家族が増えた場合、月々の所得税はいつ安くなりますか?
A3:勤務先に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の異動届を提出し、社内手続きが完了した直後の給与計算から反映されます。源泉徴収税額表の扶養人数が「0人」から「1人」に変わることで、その月から即座に月々の天引き税額が減少します。提出が遅れた場合でも、年末調整のタイミングで遡って精算されます。